31 Dec 2008

年越し

今現在(UK時間2008年12月31日午後9時半頃)、日本は年が明けたが、英国はまだ大晦日。昨年から我が家の大晦日は、午後3時頃、ロケーションフリーで紅白歌合戦と行く年来る年を見ながら一回目の年越しをし、午前0時頃、ご近所の花火の音が賑やかな中、もう一度年越しを迎えている。

こうやって時差を目の当たりにすると、年越しという一大年中行事も、何かちっぽけなことに思えてくる。

ご近所の日本人との忘年会で、どういうはずみか「日本人って、まだまだグローバルじゃないよねー」という話になった。韓国とか台湾とか、アジアの他の国の人たちは、始めっから世界を視野に入れて物事を始めるけれども、日本人はとりあえず日本国内だけで物事を始めて、それが一段落ついてから、さて世界に出て行こうか、とやっていることが多いように思う。(始めから世界を見ていた日本人や、日本のよいところが世界に広まったような例外は、もちろんあるが)。

瑣末な話だが、たとえばこちらで電気製品を買うと、ついてくるマニュアルはたいてい少なくとも4カ国語くらいで書かれている。PCのソフトは、インストール時に言語を選択できたり、よくできているソフトだと Windows の言語設定を見て自動的に言語を選んでくれる。こっちで買ったソフトをインストールしたら日本語で立ち上がってきたりするので、結構びっくりして感心する。

まぁ、そもそも、英国で街を歩いていても、実に多様な民族の人とすれ違う。生粋の(?)英国人などめったにお目にかかれない(笑)。そういう環境や歴史がなせる技だとしても、やっぱり、そういう「始めから世界を見る」ところは、日本人ももっと身につけないと、ビジネスやそのほかいろいろなところで行き詰まってくると思う。

というわけで、2009年が、日本人のほんとうのグローバル化元年になることを願って、謹賀新年。

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