30 Jul 2008

ホテル予約サイト

で、気を取り直して:-) ホテル予約サイトの紹介。 予約サイトも沢山あって、私の経験はそのごく一部なのだが、特徴が違う2つを使い分けているので、比較紹介する。

  1. booking.com
    • 一部の例外を除いて、予約時点ではお金をとられない。(クレジットカード番号を入力させられるが、あくまで保証のため。) 宿泊料は当日現地でホテルに直接支払うのがほとんど。ホテルにもよるが、予約時と違うカードや現金での支払いも OK。
    • キャンセルも、数日前とか前日まで無料でできるものが多い。
    • 同じサイトで言語を切り換えて使える。日本語で予約までやると予約の確認書が日本語で出てきてしまうので、私は日本語で検索して、最後の予約だけ英語でやることにしている。
  2. Expedia(日本版), (英国版), (米国版)
    • 予約時点で宿泊料をとられるのがほとんど。(クレジットカードから引かれる。) ただしその分、booking.com より安いことが多い。
    • キャンセルは、基本的にキャンセル料をとられるし、日が近づくとキャンセル料も高くなる。
    • booking.com で空きがなくても、Expedia で空きが見つかることがある。
    • ホテルだけじゃなくて、航空券やレンタカーの予約もできる。別々に予約した合計より多少安い。でも、航空券だけだと、航空会社直営サイトの方が安いから、結局どうするのがいちばん安いかは、ケースバイケースかも。(注: 日本版はレンタカー予約ができないようだ。)

両方に共通するのは

  • 予約料は不要。(ホテルから手数料をとっているらしい。)
  • 日本語で使える。それも機械翻訳や外国人が訳した妙な日本語じゃなくてまともな日本語。(一部の紹介文に機械翻訳があるが、その場合はその旨明記されている。)
  • 都市名などで検索した後、地図で絞り込んだり近隣の町を探したりできるのが便利。

注意事項としては、

  • 予約時点でお金をとられるのかどうか、キャンセルは無料か、いつまで無料でできるのか、朝食・駐車場代・税金などが込みかどうか、などなど細かい条件は、最終的には予約ごとに個々に違うので、必ず予約前の画面で確認すること。
  • 予約後に画面に出たりメールで送られてくる予約票は印刷して現地に持っていった方がいい。(朝食付の予約だったのに朝食代を別にとられそうになったが、予約票を見せて解決したことがある。)
  • サイトは、あくまで予約の仲介をしているだけなので、ほんとにちゃんと予約できているか心配な方は、メールなり電話なりでホテルに確認を入れた方が安心。(今まで 10回 くらい使って、予約できてなかったことはないけど。)
  • 同じ理由で、特にリクエストがある場合は、予約時のリクエスト欄に書いただけではホテルに通っていないことがある。直接ホテルに確認すること。(「駐車場は予約が必要」となっているホテルで、リクエスト欄に書いたのに駐車場が予約されていなかったことがある。)

最後に、堅苦しくて恐縮だが、お約束のデスクレイマー。上に書いた内容は私の経験を紹介しただけであって、内容の真偽や正確さに保証はない。これによってあなたに損害が生じたとしても私は責任を負いかねる。あくまで自己責任でご利用いただきたい。

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tripadvisor.jp

ホテル予約サイトをここで紹介しようと思ったが、その前にちょっと試しに "booking.com 予約" とか "expedia.com 予約" とか ("予約" をキーワードに入れたのはてっとり早く確実に日本語のサイトに絞るため) でググってみたら、百数十万件以上ヒットしてしまった。なんだ、意外に知られてるのね。私がわざわざ紹介するまでもないか:-)。

で、ここで気づいたのだが、そのうちの大部分百万件ちょっとが tripadvisor.jp のページだった。これを除くと残りは数万件 (それでも多いが...)。恐るべし。

ここは、旅行情報の口コミ情報サイトで、本家 tripadvisor.com の日本語版。私もヨーロッパに旅行した時にレストラン情報なんかを探したことがある。英語が読める方は、本家の方も見てみると、日本人以外の見解も読めておもしろいし、なにより情報がずっと多い。

口コミゆえ、情報に保証はないし、多分に個人の主観も入っているのだが、それをわかった上で、プラスマイナス両方の意見を自分なりに消化して利用する分には、便利なサイトだと思う。

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29 Jul 2008

英国移動術-ロンドンバスの乗り方

ロンドンでバスに乗るのは、慣れるまで難しいと言われていたが、いつからか不明だが最近、自動音声のアナウンスと車内の LED パネル表示で次の停留所を教えてくれるようになった(*1)。あとは乗る場所さえわかればロンドンバスも怖くない。

というわけで、事前に Web で調べられる場合の方法をご紹介する。

  1. TFL(*2) の Web サイト へ行って、右上の "Maps" と書いたバナーをクリックする。
  2. この Maps ページ には、バスだけでなく地下鉄や近郊の鉄道の路線図など、いろんな便利な地図が PDF で配布されている。
    • ロンドン中心部 (いわゆる Central London) の主要な観光スポットの間を移動するなら "Central London tourist attractions and bus map" がオススメ (地下鉄の駅などでも紙版が無料配布されている)。まずこれを見て、どこからどこまで何番のバスに乗ればよいか調べておく。
    • Central London 以外は、乗りたいバス停の最寄りの地下鉄や鉄道の駅で場所の目星をつけておく。
  3. 次に、同じ Maps ページの "Bus route maps" というリンクかパナーをクリックする。
  4. Route maps というページが現れる。ここで、バスのルート番号で検索するか、駅名・地名をアルファベット順で探すか、または Borough (区) ごとのページに移動する (Central London ならほとんど 31番の Westminster区 かその周辺)。
  5. 次に開いたページでお目当ての駅名・地名を探して、それをクリックすると、PDF の地図が開く。
  6. 乗る路線番号がまだわかっていない場合は、路線図で行き先と路線番号を調べる。
  7. 路線番号がわかったら左下の "Route finder" 欄で、その番号のバス停の記号を調べる。"Bus stops" という欄の赤丸に白抜き文字がそれ。
  8. 路線図の真ん中の拡大図から、その記号のバス停を探す。(なお現地でも、バス停のてっぺんに同じ赤丸白抜き文字のマークが乗っているのでそれを目当てに探す。)
  9. 最後に、Google maps や Multimap の衛星写真で、実際にどんなところか確認しておくとカンペキ。

事前に調べておけないケースもあると思うが、乗る停留所が地下鉄の駅の近くであれば、上記のと似たバス停マップが駅で無料配布されているので、手に入れて同じように調べてみられるとよい。

ちなみに、バスに乗る前には、地下鉄の駅などで Oyster カードの購入/チャージをお忘れなく。残高不足だとバス車内ではチャージできないので、やむなくその場で現金 2ポンド払うことになる。(何度かやった...)

Oyster カードって何? という方は "オイスター カード" でぐぐってみられたし。いっぱい出る。先日 Oyster だけバス運賃の値下げがあったので、さらに現金との格差が広がった。現金なら 2ポンド、Oysterだと 90ペンス。恐るべし TFL。英国に住所がない旅行者は、ビジターカードを買える。日本でも通販とかで売っているようだが、ロンドンについてから地下鉄の駅 (ヒースローセントラルとか) でもすぐ買える。

(*1) iBus と呼ばれるバスの情報化の一貫で、2009年始めまでに順次導入を進め、最終的に全バス8,000台に導入するのだそうだ。なので、2008年現在では路線によっては未導入ということ。ご注意いただきたい。情報源は TFL の Web サイト。)

(*2) TFL = Transport for London。ロンドン交通局。地下鉄、バスから、道路やテムズ川まで、ロンドンの交通を管轄する。Web サイトには Journey Planner をはじめ情報豊富。

# てな説明を、ブログでやるのは、結構無理があるなぁ...

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27 Jul 2008

英国の英語

英国で見かける英語、英国人の話す英語は、なんか変。いや、英語は英国が本家だろうって?

まぁ、単に我々日本人がどっぷり米国英語に浸りすぎているだけなのかもしれない。私は「外国に行ったら "toilet" は便器のことですよ、トイレは "restroom" とか "bathroom" と言いましょう」と習った記憶があるのだが、初めて英国に来た時に、トイレの入口に力一杯 "Toilet" と書いてあって面食らった。

日常よく使う単語でも米国英語と英国英語で意味が違ったりするので、こっちが話す分には英国人はわかっていて通じるから支障ないが、こっちが聞いたり読んだりする場合は知っていないととまどう。いくつか例をあげてみたら、空港から地下鉄でホテルに入る、みたいな感じになった:-)

単語意味
米国英語英国英語
荷車carttrolley"No trolley beyond this point" = この先荷車禁止
地下鉄subwayundergroundsubwayは地下
列に並ぶmake linequeue"Queue here" と書いてある所に並ぼう
現金自動受払機ATMcash machine.
(通貨の) お札billnote自販機のお札入口には "Notes" と書いてある
片道one waysingle切符売場で "Single or return ?"ときかれたらこのこと
往復round tripreturn
出口exitway out.
予約reservationbooking米国でも "double booking" みたいに使うこともある
携帯電話cell phonemobile (phone).
郵便番号zip codepostcode.

英国の高校では IT の授業で「IT 用語はみんな米国英語ですからねー、みなさん気をつけましょう」と最初に教えるそうである。でないと、"<div align=centre>" とか書いてしまう子が続出するらしい。

でも、うちの子が学校のテストで米国綴りで書いて×をもらってきたのにはちょっと驚いた。外国人も多い学校なのに、米国人がいたら怒るぞ。翻って、日本に帰った時に学校で英国式に綴ったら×をもらわないか心配...

ちなみに、英国以外のヨーロッパの各国でも、英語標記する場合は英国英語が使われるのが普通。

26 Jul 2008

オススメ英語 podcast

私が「愛聴」している英語の podcast をご紹介したい。

The Bob and Rob show

日本在住の英国人 Rob と米国人 Bob のかけあい漫才 英語トーク。

英国英語と米国英語の違いを紹介する "Both sides of the pond" というコーナーもある。

話し速度は、英語初心者の方にはちょっとしんどいかもしれないが、比較的ゆっくりで発音も明瞭なので、これからリスニングを鍛えたい方にはオススメ。

配信は、非会員は2週間に1回、有料の会員は1週間に1回。iTunes から登録可能。

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追記(2008/12/01): 残念ながら、2008年9月で終了してしまった。過去コンテンツの購入は現在も可能。(一部無料)

英国人なんか大っきらいだー

いきなり恐縮だが、私は英国人が嫌いである。なんでかを書く代わりに、これから英国に来られる方が気をつけられた方がよいことを書き並べてみる。

  • 約束は守られると思ってはいけない

    期限を守らないどころか約束したことすら忘れる。約束をしたら必ず、致命的になる前に相手に連絡して 約束されていること を確認すること、期限直前に再度期限を確認する連絡を入れること。

  • わからないことは質問すること

    こっちが初体験のことでも、一から十まで全部教えてもらえると思ってはいけない。わからないと思ったら必ず質問すること。質問すれば とても丁寧 に教えてくれる。

  • ないと言われてもあきらめないこと

    そのとき対応した担当者が、単に面倒 なので空きや在庫を調べもせず「ありません」と言ってのけることが往々にしてある。もう一度電話をかけなおして、別の担当者に確認しよう。それでもないなら、ほんとうにないの かも しれない。

  • 待つことを苦にしないこと

    後ろにどれだけ行列ができていても、客の精算より店員どうしのお喋りが優先だし、たったの10秒で済む質問であっても、3人の店員が、先に来て10分かかる客の相手を終えるまで待たなければならない。

まだまだあるが、残りはまた後日。

追伸: Google で「嫌い 英国 OR イギリス」で検索してみられると、皆さんのおもしろい参考になる体験がたくさん読める。

英国という国

後でご指摘を受けるやもしれないので (そうなるほど、このサイトを読んでいただけるようになれば、だが:-) 一応、知ってて意識していることを誇示:-) しておこうと思う。

我々日本人は気軽にイギリス、英国と呼ぶが、国号としてはあいまいである。我々が英国と言ったときに普通指している国の正式国号は「The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland」日本語では「グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国」と訳される。略して「UK」。

「連合王国」というからには複数の王国が連合しているわけで、英国(英吉利国) という呼び名の元になった England は、Wales、Scotland、Northern Ireland と並ぶ、そのうちの一国にすぎない。

私がここでこの国のことを書く場合、この UK を意識していることが多い。なのでほんとうは UK と書くべきなのだが(毎度 The United Kingdom of ... と書くのはあまりにも煩雑(^_^;))、日本では UK と言ってもなんのこっちゃわからん方も多いと思うので、今後このサイトでは UK の意味で英国という呼び名を使おうと思う。

(が、実際にはまだイングランド以外の三国には行ったことがないので、実はイングランドのことしか語っていないかもしれない(^_^;)....)

追記(2008/12/01): 元々は、「英国」ではなく「イギリス」としていたのだが、blog を書き進めるにつれて自分の中で違和感が募ったので(^_^;)、サーバ引っ越しを機に、「英国」に改めることにした。ちなみに、UK の駐日大使館は「英国大使館」と称しておられるので、これが UK の正式な日本語表記と言ってよいかもしれない。

はじめに

英国に引っ越して一年。いろいろびっくりしたこと、来る前にはわからなかったことをまとめて Web サイトを立ち上げようと思ったんだけど、なかなかまとまった時間がとれません。なので、まずはブログにバラバラと書きためて、まとまったところで Web に移すことにしました。

これから英国に来る人、英国やヨーロッパを旅行する人に、役立つ情報を提供していきます。


追記(2008/12/01): blog サーバを、Blogari から Google blogger (blogspot) に引っ越しました。

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